令和7年度 技術センター技術研修

技術センターは、工学部の教育・研究および学部の運営業務に関して技術的支援を行う組織であるため常に技術力向上が求められます。

そのひとつの取組みに技術研修があり、現在の技術研修は「教員が求める技術を習得するための技術研修」、「技術センターが必要と認める技術を習得するための技術研修」の二つからなります。

新たな技術をご要望の方は、 HOME > 教職員用 > 教員向け書類 の技術研修募集案内をご覧ください。

令和6年度に実施している技術研修は以下のとおりです。

教員が求める技術を習得するための技術研修

技術研修名 技術研修内容
マシニングセンタの操作及び加工技術の習得
CAMソフトを用いたNCプログラム作成及びマシニングセンタの操作・加工技術習得
・マシニングセンタ(OKK VP400)の操作及び保守管理技術の習得
・CAMソフト(Solid CAM,Autodesk Fusion)によるNCプログラム作成技術習得
・研修課題製作
XRD、XRFおよび地球化学的手法等を用いた化学分析等の複合的な活用についての研鑽
XRD、XRFおよび地球化学的手法等を用いた化学分析等の複合的な活用についての研鑽
・XRF分析における検量線法を用いた微量成分の定量分析データの獲得
・XRDの応用であるDXRDと逐次抽出処理・液体分析を組み合わせた鉱物同定の精緻化と微量鉱物の検出
大規模並列計算用ハードウエアならびにソフトウエアの構築とメンテナンス
Ubuntu上で並列計算プログラムを作成に必要な一連の流れを習得
・Linux システム(Ubuntu)の理解及び運用技術の習得
・稼働に必要となるツール群の管理運用についての学習
・ADVENTURE System等の並列計算プログラムを使用し、基本的な構成の理解

技術センターが必要と認める技術を習得するための技術研修

技術研修名 技術研修内容
REDCapを導入した仮想サーバに関する研修
REDCapを提供するために仮想サーバの環境構築及び管理のために必要な技術の習得
・REDCapのアカウント登録でメールを利用者に送信するためのメールサーバをpostfixで構築
・情報基盤センターのシステム管理者ガイドラインに沿った安全性の高いサーバの構築(Linuxシステムのセキュリティの理解や、サーバのメンテナンス技術習得、WAFの導入)
・テスト運用及びシステムの完成
加工システム実習(機械知能工学プロブラム)支援に向けた研修
計測実習、機械加工実習の内容の理解、各種使用機器・器具の操作技術習得及び各種テーマ(旋盤、NC、溶接)の実施内容の理解・把握
・計測実習、機械加工実習の内容理解及び把握
・計測実習で使用されるノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージの機器の取り扱い及び操作技術の習得
・機械加工実習で使用される機器(ボール盤、ハイトゲージ等)と器具(ポンチ、タップ等)の取り扱い及び操作技術の習得
・各種テーマ(旋盤、NC、溶接)の実習内容の理解及び把握
・溶接実習を行う上で指導に必要な知識・技術の習得
ものづくり教育実践センター運営業務に関する研修
加工業務を遂行するために必要な機械加工に関する知識・加工技術の習得
・機械設計製図に関する知識・図面作成技術の習得
・普通旋盤・汎用フライス盤・アーク溶接機の操作・加工技術の習得
ものづくり教育実践センター運営業務に関する研修
加工業務の一連の流れを把握し、計測、製図、手工具や工作機械を使った加工技術の習得
・ノギスを使った計測技術の習得
・計測した寸法値をもとにSolidWorksでの製図技術の習得(計測するモデルは機械実習で用いているモデルや依頼加工された製品を使用。)
・けがき、切断、折り曲げ、穴あけ等をするための機器や器具の操作技術の習得
土木環境プログラムの支援に向けた研修
実験・実習の内容を把握し、技術支援が行えるようになることを目的とした技術習得
測量学実習Ⅰ
・多角測量、水準測量、平板測量で使用するそれぞれの機器の操作方法の習得
・多角測量、水準測量の計算方法の理解
土木環境工学実験Ⅱ
・環境系実験の中の「SS、ph、EC」の実験内容把握
・「SS、ph、EC」で使用する機器や装置の操作方法の習得
土木環境工学実験Ⅰ
・構造実験の「単純梁」「静定トラス」の実験内容の把握