平成22年度 技術センター技術研修

技術センターは、工学部の教育・研究および学部の運営業務に関して技術的支援を行う組織であるため常に技術力向上が求められます。

そのひとつの取組みに技術研修があり、現在の技術研修は「教員が求める技術を習得するための技術研修」、「技術センターが必要と認める技術を習得するための技術研修」の二つからなります。

平成22年度に実施する技術研修は以下のとおりです。

教員が求める技術を習得するための技術研修

技術研修名 技術研修内容
プログラミングスキルアップ研修 組み込み技術に関する技術の習得
・電圧のADコンバータでの読み込み技術の習得
・SDカードメモリ等による外部メモリとのデータ通信技術の習得
・スイッチング回路やモータのPWM駆動技術の習得
・上記処理に必要なマイコン周りの電子回路技術の習得
透過電子顕微鏡(TEM)の利用技術 透過型電子顕微鏡(TEM)の使用・利用技術全般の習得
・TEMの測定原理、操作
・観察方法技術の習得・学内講習会受講
数値地理情報システム(GIS) 数値地理情報(GIS)の知識と基礎技術の習得
・GIS(数値地理情報)の知識と基礎技術の習得
・コンピュータ処理を援用した土地区画確定方法の習得
・GISソフトの管理方法の習得
構造物健全度診断技術 静的・動的載荷試験による構造物損傷の判定技術の習得
・データの解析方法の習得
カメラ画像データを用いた情報処理技術 カメラ画像データを用いた情報処理技術及びプログラミング技術の習得
・VisualC++、Photoshopを利用したC言語プログラミング技術の習得
・C言語プログラミングベースでの画像処理方法および処理順序の習得

技術センターが必要と認める技術を習得するための技術研修

技術研修名 技術研修内容
エックス線作業主任者資格取得のための研修 エックス線装置(XRD等)を使用した研究支援を行えるようにするための研修
・XRD等の保守管理方法の習得
・XRD装置による測定技術の習得
・国家資格“エックス線作業主任者”の取得
物理工学実験Ⅲに関する研修 物理工学実験Ⅲに対応できるようにするための研修
・リュードベリ定数測定実験の実験内容の習得
・計算機によるカオスの解析の実験内容の習得
NCフライス盤による3次元加工技術の習得 3次元形状NC加工に対応できるようにするための研修
・3次元CAD(Solid Works)によるモデリングとNCデータ作成の習得
・NCデータの工作機械への転送とDNC運転によるNCフライス加工技術の習得
教育研究支援業務の多様化と高度化に応える技術職員のスキルアップ どの学科のプログラミング演習にも対応できるようなプログラミング技術習得を目指した研修
・数値計算プログラミングのための理論と技術の習得
ガラス加工技術の習得 ガラス加工技術習得のための研修
・直管、T字管、L字管、U字管等の加工技術の習得