宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 先端工作技術グループの研究開発員・森 雄司 様が本学を訪問されました。これにあわせて、ものづくりグループ職員との情報交換会を開催し、先端的な工作技術や研究開発の現場に関する活発な意見交換が行われました。
森様より、JAXAにおける工作技術の取り組みについて、実際の製作品などをご紹介いただくとともに、当グループの活動内容や設備についてもご覧いただき、相互理解を深める貴重な機会となりました。
今後もこのような交流を通じて、技術力の向上と連携の強化を図ってまいります。

学祭と併催された「アドベンチャー工学部」に、ものづくりセンターは子供向け科学実験「つかめる水」を出展しました。
「水をつかむってどういうこと?」という素朴な疑問からスタートし、高分子の性質や化学反応の不思議さ・楽しさを体験的に学べる内容となりました。
子供たちの「なぜ?」「どうして?」を引き出す構成で、会場は驚きと笑顔に包まれました。
今回は、25組・延べ120名以上の方々にご参加いただき、大変にぎやかなイベントとなりました。
〇実験の様子 着色したアルギン酸ナトリウム
乳酸カルシウムへ流す様子 会場の様子
完成した「つかめる水」
参加した子供たちは、目を輝かせながら実験に取り組んでいました。
絵具で着色したアルギン酸ナトリウムをスポイドやレンゲを使って乳酸カルシウムに垂らすと手でつかめる不思議な水玉が完成!
〇参加者の声
「水がつかめるなんてびっくり!」
「家でもやってみたい!」
「科学って楽しいと思った!」
ご参加いただいた皆様、そしてご来場くださった皆様、ありがとうございました!
ものづくりセンターの若手職員を対象とした旋盤研修を実施いたしました。
講師には、宮崎県において機械技能の向上に長年ご尽力されている尾形久氏をお招きし、旋盤技能検定2級の課題
をベースに、実践的な内容で研修を進めていただきました。
研修では、旋盤加工の基本技術に加え、業務に必要なバイトやドリルなどの工具選定・研磨に関する知識について
も丁寧にご指導いただき、参加者にとって大変有意義な学びの機会となりました。
ご多忙の中、熱心にご指導くださった尾形講師に、心より御礼申し上げます。
(本研修は都城高専技術教育支援センターと共同で実施いたしました)
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尾形先生と記念写真 |
研修の様子1(材料の芯出し) |
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研修の様子2(ネジ切り) |
研修の様子3(工具研磨) |
ものづくりセンター支援職員が、9月11日から12日に名古屋工業大学で開催された「第4回機械工作技術研究会」に参加し機械加工に関する技術交流を行いました。また、名古屋大学と名城大学の施設見学を行い、機械実習や工場運営に関する情報交換を行いました。
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研究会の様子 |
名古屋工業大学ものづくりテクノセンター |
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名古屋大学オークマ工作機械工学館 |
名城大学テクニカルセンター |
本センターM畑技術専門職員を講師に、総合技術センター農学系牧場・水産グループの職員2名が、レーザー加工機の講習を受講しました。 受講後は、機器の貸し出し制度を活用し、受講者が主体となって附属牧場の木製ルームプレートの製作に取り組んでおります。 今後も、ものづくりセンターの機器利用を通じて、異分野との技術交流を積極的に推進してまいります。
宮崎大学では、異分野融合型の教育研究を組織的に支援する体制の強化を目的として、2025年4月に「宮崎大学総合技術センター」を設置いたしました。本センターの支援技術職員は、工学系ものづくりグループ(工学部教育研究支援技術センター兼務)に配属され、専門的な技術支援を通じて教育・研究活動を支えています。 今後も、宮崎大学のものづくり拠点として、教育・研究活動に貢献し、異分野間の連携と技術交流を促進してまいります。
センターが安全で衛生な作業環境を構築するために日頃取り組んでいる活動が認められ、令和3年度5S活動優秀賞を受賞いたしました。 今後も職員一人ひとりが意識を高く持ち、継続的な改善に努めることで、より快適で効率的な職場環境の実現を目指してまいります。
株式会社サンステラ様より3Dプリンター(Sermoon D1)を寄贈していただきました。静音性も高く、造形サイズも280x260x310mmと比較的大きい機種で、これからの教育研究用モデルの製作に役立てたいと考えております。ここに感謝申し上げます。
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3Dプリンター |
加工品 |
〒889-2192
宮崎市学園木花台西1-1